Unicredit Group:CCH Tagetikソフトウェアの導入により、連結会計、経営管理/法規制レポーティング、予算編成、フォーキャストを刷新
財務01 9月, 2017
UniCredit Group
挑むべき課題
Unicredit Groupは、CPM(企業経営管理)を導入し、グループのデータ収集、法規制レポーティング、経営管理/法定レポーティング、予算編成とフォーキャスト、ダッシュボードを1つのソリューションに統合していました。
Unicredit Groupには、戦略的目標と日常的な会計/計画管理業務をより緊密に連携するという課題と、地域の会計および経営管理ニーズに的確に対応することで、照合プロセスの負担を軽減するという課題がありました。
また、法規制に準拠するには、ソリューションの刷新が必要でした。さらに、大幅な拡張計画を予定しており、そのためには法定財務諸表プロセスと系列会社の連結を管理できる新たなソリューションが必要でした。
CCH Tagetikのソリューション
過去5年にわたって拡張計画に取り組んできたUniCredit Groupの CEOは、このプロジェクトをサポートするアプリケーションを全社レベルで導入する必要性を認識していました。したがって、CEOの指揮の下、ソリューション移行プロジェクトが進められました。長期的ビジョンに基づくプロジェクトは、社内で強力に支持されていました。法定財務諸表の連結から計画管理/レポーティングまでを複数のフェーズに分け、数年かけて段階的に移行が行われました。
プロジェクトでは、CF ONEと呼ばれるグループ標準アプローチ/ソリューションが構築されました。CF ONEとはグローバル規模の企業プログラムであり、CFOとデータウェアハウス、エンジン計算、連結会計、レポーティングプロセスに至るあらゆるパフォーマンス関連プロセスを標準化します。
利点
決算プロセスを短縮 |
レポーティングサイクルを35日から20日へと短縮 |
連結会計とコンプライアンス |
イタリアの会計基準に準拠した方法で、500の法人の連結会計を実行 |
迅速な導入 |
短時間で導入が可能 |
コスト削減 |
導入1年後にコスト全体を10%削減 |
使いやすい |
柔軟性、ブラウザベース、Excelインタフェースを特徴とし、導入時の複雑さやトレーニングコストを最小限に軽減 |
IT部門に依存しない |
導入、変更、保守が簡単なので、IT部門に作業を依頼する必要がない |