Karen Abramson, ウォルターズ・クルワー Corporate Performance & ESG部門 CEO
Forbes Technology Council掲載(2025年7月16日)
エージェント型AI時代の次なるテーマ:進化よりも適応力
AIが牽引する現代のビジネス環境において、競争優位を決定づけるのは最先端のテクノロジーそのものではありません。新たな知見を迅速に取り込み、組織全体で活用できる企業こそが持続的な成長を実現します。ウォルターズ・クルワー Corporate Performance & ESG部門のCEOである Karen Abramson は、「知識吸収力(Absorptive Capacity)」という経営概念を通じて、このテーマを考察しています。知識吸収力とは、新たな知識をいち早く認識・吸収し、それを実践へと結び付けることで競争優位を生み出す組織能力を指します。
自律的な計画立案、意思決定、実行を可能にする新世代のAIである「エージェント型AI」の登場により、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。AIファーストの時代において競争優位を維持・強化するためには、新たな知識を迅速に取り込み、活用する組織の知識吸収力(Absorptive Capacity)が不可欠になっています。