ヘルス 06 10月, 2026

ウォルターズ・クルワー、医療向け生成AI「UpToDate Expert AI」の国内提供を開始。AI回答の信頼性と透明性を確保

専門家が執筆・査読した医療情報に基づき日本語で回答、臨床の効率化と一貫性の向上を支援

東京、2026年9月XX日-ウォルターズ・クルワー・ヘルスは、生成AIソリューション「UpToDate® Expert AI」の日本国内での提供開始を発表しました。UpToDate Expert AIは、専門家が執筆・査読した信頼性の高いUpToDateのコンテンツを情報源としています。自然言語処理に対応したことで、英語はもちろん、日本語にも対応。質問を入力すると、信頼できるエビデンスに基づいた簡潔な回答が日本語で得られ、情報源や根拠も確認できます。 本ソリューションは、日本国内で既にUpToDateを導入している800以上の医療機関、および今後UpToDateを導入する医療機関・医療組織に向けて順次提供されます。

ウォルターズ・クルワー・ヘルスの日本カントリーマネージャー、藤堂正憲は次のように述べています。「医療現場では、信頼できるエビデンスに基づく情報へ適時にアクセスすることの重要性が、ますます高まっています。UpToDate Expert AIの日本国内での提供開始により、医療従事者がエビデンスにより効率的にアクセスして内容を検討し、信頼できる情報を日々の診療ワークフローに取り入れられるよう支援してまいります。」

UpToDate Expert AIは、専門家が執筆・査読したUpToDateの臨床コンテンツに基づき、生成AIによる回答を迅速に提供します。回答には参照した情報源や根拠となるエビデンスが明示されるため、医療従事者による回答内容の確認と、その妥当性の検証がスムーズになります。これにより、情報検索の効率化を実現し、医療従事者が自身の臨床判断を踏まえて最適な選択肢を検討できるよう支援します。

UpToDate Expert AIは、Webおよびモバイルアプリで利用できるため、さまざまな診療環境で活用できるほか、既存の診療ワークフローにも組み込むことができます。関連情報の検索に要する時間を短縮することで、本ソリューションは適時かつ効率的な診療ワークフローを支え、ケアチーム間における診療の一貫性の向上を促進します。

国立健康危機管理研究機構(JIHS)は、デジタルトランスフォーメーション推進の重要な取り組みの一つとして、現在UpToDate Expert AIを活用しています。さまざまなソリューションとともに、AIを活用したツールの臨床および公衆衛生活動への活用可能性を評価しています。

JIHSは、2025年に国立感染症研究所と国立国際医療研究センターの統合により設立されました。感染症に関する情報分析や研究、科学的助言などを担い、日本の健康危機管理体制の中核的な役割を果たしています。

国立健康危機管理研究機構(JIHS) 理事(DX・情報発信推進担当)兼 システム基盤整備局長の三宅邦明医師は、次のように述べています。「多忙な医療現場において、高品質な情報への適時かつ容易なアクセスは、適切な臨床意思決定に欠かせません。当機構が進めるDX推進の一環として、UpToDate Expert AIのようなAIツールが、適切に運用された場合に臨床業務をどのように支援できるかを評価していきます。」

日本の医療システムは、高齢化や人材不足、臨床の複雑性の増大を背景に、大きな転換期を迎えています。こうした課題のなか、医療の質を担保しながらより迅速で効率的な臨床ワークフローを実現するため、デジタルソリューション活用への期待が高まっています。UpToDate Expert AIは、医療従事者が日々の診療ワークフローで必要な医学的エビデンスを効率よく検索し、臨床判断の参考としてスムーズに活用できるよう支援します。

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ウォルターズ・クルワーについて

Wolters Kluwer(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、金融・企業コンプライアンス、法務・規制、企業業績およびESGの各分野の専門家向けに、情報ソリューション、ソフトウェア、サービスを提供するグローバルリーダーです。当社は、深い専門知識と技術、サービスを組み合わせた専門的なソリューションを提供することで、お客様が日々下す重要な意思決定をサポートします。Wolters Kluwerは、2025年の年間収益を61億ユーロと発表しました。当グループは180を超える国々のお客様にサービスを提供し、40か国以上で事業を展開しており、世界中で約21,100人の従業員を雇用しています。