ウォルターズ・クルワーは2023年4月、OECDによる2024年の「Pillar 2(第2柱)」報告要件への対応を支援するため、新ソリューション「CCH® Tagetik Global Minimum Tax solution」の提供を開始しました。
このソリューションは、グローバル企業がOECDの新要件に準拠した形で、経営管理データと税務データを統合的に収集・整合・計算・報告するプロセスを効率化します。
さらに、CFOが「Pillar 2(第2柱)」規制によるビジネスモデルや業務運営への影響を的確に把握し、戦略的判断に活かすことを支援しています。
今回のCCH® Tagetikの最新ソリューションは、経営管理部門が直面する絶え間ない環境変化や複雑な課題に対応するため、経営管理部門のニーズに応える革新的かつ実用的なテクノロジーを追求し続けるウォルターズ・クルワーの姿勢を体現する、最新の成果です。
ウォルターズ・クルワーのコーポレート・パフォーマンス・ソリューション部門 シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのラルフ・ガートナー氏は次のように述べています:
「このたび、当社の新ソリューション『CCH® Tagetik Global Minimum Tax solution』が『BIG Awards for Business』において「年間最優秀新製品賞」を受賞したことを大変誇りに思います。この受賞は、変化し続ける規制や報告要件に直面するCFOの皆様にとって、ウォルターズ・クルワーが信頼できるパートナーであることを示しています。当社は、革新性・柔軟性・使いやすさを備えたテクノロジーに継続的に投資し、企業全体のデータの可視化・連携・分析を力強く支援しています。」
ガートナー氏は、今回の『BIG Awards for Business』へのノミネートにおいて、「CCH® Tagetik Global Minimum Tax solution」が経営企画部門に以下のような力をもたらす点が高く評価されたと述べています:
・ローカル、グループ、経営管理、税務の各レベルにまたがる複雑な計算に必要な新しいデータセットを収集・集約・整合・安全に保管することで、Pillar 2(第2柱)規制への迅速な対応を実現
・Pillar 2(第2柱)フレームワークに準拠した報告業務において、税務・経営管理チームの負担を軽減し、税務プロセス全体を効率的に管理
・Pillar 2(第2柱)報告要件が自社のビジネスモデルや業務運営に与える現時点および将来的な影響を把握し、税務戦略の策定を支援
OECD「Pillar 2(第2柱)」への対応を、CFOがどのように効率的かつスムーズに主導できるか――その具体的なヒントは、ウォルターズ・クルワーの「エキスパート・インサイト」でご紹介しています。
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