財務環境、社会、ガバナンス04 6月, 2024

ウォルターズ・クルワーがCCH Tagetik ESG & サステナビリティ・ソリューションを拡張 - カーボン排出量の報告要件にも対応

CCH Tagetik ESG & サステナビリティ for カーボンエミッションにより、Scope 1・2・3排出量の高度なデータ管理を実現 

経営管理者向けのグローバルな情報・ソフトウェア・サービスを提供するリーディングカンパニーのウォルターズ・クルワーは、新たに「CCH Tagetik ESG & サステナビリティ for  カーボンエミッション」をリリースしました。本ソリューションは、Scope 1・2・3を含む直接・間接的なカーボン排出量の可視化・報告・開示を支援し、企業がCSRD(企業サステナビリティ報告指令)への対応を円滑に進めるための強力な基盤を提供します。 

 

 ウォルターズ・クルワーは、CCH Tagetikの新たなカーボン排出報告ソリューションを通じて、ESGおよびサステナビリティ分野における提供価値を一層拡充しました。本ソリューションには、世界で最も広く採用されているGHGプロトコル(温室効果ガス算定基準)に基づいたカーボンデータ管理機能があらかじめ組み込まれており、精度の高い排出量トラッキングと、複雑化するESG関連規制への迅速な対応を可能にします。 

これにより、経営管理部門の責任者は、排出量データの精度と透明性を高め、ESG対応を戦略的に加速し、企業価値とサステナビリティ経営の両立を力強く推進できます。 

 

 ウォルターズ・クルワーのコーポレートパフォーマンス & ESG 担当であるRalf Gärtner氏は次のように述べています。 

「企業は今、拡大するESG報告ニーズに対応し、将来の規制にも備えるために、変革をもたらすテクノロジーを求めています。今回の新ソリューションは、財務データと同等の精度・厳密さで多様な非財務データを管理できる仕組みを提供するという、当社の取り組みの一環です。CCH Tagetikは、決算連結・レポーティングの中核機能を拡張することで、CFOが経営企画プロセスを加速し、ESG・税務・規制報告など周辺業務の自動化も同時に推進できる環境を実現していきます。」 

 

本ソリューションが提供する主な機能: 

 

・ 包括的な規制対応:カーボン排出量データが自動的にCSRD、国際財務報告基準(IFRS)、SASB、GRIの出力レポートに反映され、規制遵守の強力なサポートを行います。 

・  事前構成済みデータモデル:複数の内部・外部データソースからデータを一元的に取り込み、効率的なデータ管理を実現していきます。 

・  事前設定された、拡張可能な排出係数ライブラリ:設定速度を向上させ、正確性を高めるための基盤を提供します。 

・  Scope 1、2、3排出量に対応した事前構成済みの温室効果ガス(GHG)計算ロジック:迅速な排出量算出を支援していきます。 

・  ダッシュボードおよびデータ可視化機能:包括的なインサイトを提供し、データに基づく意思決定をサポートします。 

・  AI搭載の高度な開示報告書の作成:開示管理を効率化し、レポート作成を迅速かつ簡便に行います。 

 

CCH Tagetikは、イタリア・ルッカで開催されたイベント「CCH Tagetik inTouch」の一環として、サステナブルビジネス・シンクタンクを開催しました。このシンクタンクには、ESGの専門家、学者、企業のリーダーが集まり、サステナビリティ報告における新たなトレンドと、持続可能な進展を促進するための戦略的な機会について議論が交わされました。 

詳細については、 ウォルターズ・クルワー公式サイトをご覧ください。 

ウォルターズ・クルワーについて

Wolters Kluwer(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、金融・企業コンプライアンス、法務・規制、企業業績およびESG各分野の専門家向けの情報、ソフトウェアソリューション、サービスを提供するグローバルリーダーです。当社は深い専門知識と技術およびサービスを組み合わせた専門的ソリューションを用意して、お客様の重要な意思決定を日々サポートします。

Back To Top