日本でのWebベースの臨床知識支援システムの病院での使用と研修医の基本的臨床能力評価試験の結果:全国観察研究
Kataoka K, Nishizaki Y, Shimizu T, Yamamoto Y, Shikino K, Nojima M, Nagasaki K, Fukui S, Nishiguchi S, Katayama K, Kurihara M, Ueda R, Kobayashi H, Tokuda Y. Hospital Use of a Web-Based Clinical Knowledge Support System and In-Training Examination Performance Among Postgraduate Resident Physicians in Japan: Nationwide Observational Study. JMIR Med Educ 2024;10:e52207.
この研究では、日本の215軒の教育病院に勤務する3,000人以上の研修医のデータを収集した。
- UpToDateの使用頻度が高い病院の研修医は、使用頻度が低い病院の研修医と比較して、基本的臨床能力評価試験の点数が高かった (平均点26.9 対 26.2, p = 0.009)。教育環境に関連する複数の個人差変数と病院レベル変数の調整後も相関が見られた。
- この結果は、包括的医学教育プログラムの一環としてUpToDateを使用する価値を裏付けている。