財務25 8月, 2022

ウォルターズ・クルワーの経営管理プラットフォーム「CCH® Tagetik」を 小野薬品工業株式会社がグローバル経営の成長基盤として採用


~SAP ERPの変遷や今後の環境変化に柔軟に追随できる企業基盤を評価~


専門的な情報とソフトウェア並びにサービスの世界的リーダーであるウォルターズ・クルワーは、医療現場に革新をもたらす新薬の創出を手掛ける小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下 小野薬品)が連結決算、経理業務、経営管理等の効率化を図るために経営管理プラットフォームとして「CCH® Tagetik」を採用したことを発表します。

独創的かつ革新的な新薬でグローバル展開を図る小野薬品は、欧米での事業拡大やパイプラインの強化に取り組んでおられます。この戦略を実現するためには、高度化・多様化する医療ニーズや国際的な競争激化などといった企業経営上直面する課題に対応しながら、経営資源を適切に管理し最大限有効活用していくためのプラットフォームを策定する必要性を抱えておられました。その考えに基づき、小野薬品は今後の全社内の運用に最適なソフトウェアソリューションの一環としてCCH Tagetikを選択されました。

ウォルターズ・クルワーのTagetik Japan株式会社 代表取締役社長 箕輪久美子は今回の小野薬品のCCH Tagetikの採用について以下のように述べています。 「この度の小野薬品様のCCH Tagetik導入を心より嬉しく思います。小野薬品様のようにグローバルでのビジネスを加速していらっしゃる企業様には、CCH Tagetikをグローバル統合経営管理基盤として十分に活用いただけると確信しております。」

小野薬品工業の経営企画部の原井氏は、次のように述べています。「小野薬品は革新的な新薬の創製を目指して積極的に取り組んでいます。CCH Tagetikを導入することで、現在の課題解決のみならず、管理会計の高度化やグローバル要件の実装に対応できるグループ経営基盤が確立できると考えています。既存ERPの移行による並行稼働期間中でも柔軟に対応できる点にも大いに期待しています。」

小野薬品が、複数の経営管理ソリューションの中からCCH Tagetikを選定された理由は、日本の製薬企業で既に採用実績があったことと、CCH Tagetikが既存 ERPシステムであるSAPの正式な認証を受けた製品であることでした。スムーズなデータ連携により、煩雑さや確認の手間が解消され、豊富な経営管理機能が予め搭載された統合プラットフォームであることによる分析の容易さ・正確さが高く評価されました。CCH Tagetikは従来のCPM(Corporate Performance Management /経営管理)製品で対応できなかった明細レベルでの管理まで行うことが可能で、データの一貫性担保・予算実績の内容把握も可能となることも最終的な決め手とされました。

CCH Tagetikは今後、小野薬品の連結管理会計業務を担う経営企画部での活用に留まらず、親会社内の各部門および国内外のグループ会社へも展開、浸透し、グループ会社全体での共通管理基盤として活用される予定です。

ウォルターズ・クルワーについて

Wolters Kluwer(EURONEXT: WKL)は、医療、税務・会計、金融・企業コンプライアンス、法務・規制、企業業績およびESG各分野の専門家向けの情報、ソフトウェアソリューション、サービスを提供するグローバルリーダーです。当社は深い専門知識と技術およびサービスを組み合わせた専門的ソリューションを用意して、お客様の重要な意思決定を日々サポートします。

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