病院では、根拠のない臨床上のばらつきの解消に取り組むことで、患者アウトカムを継続的に改善しながら、同時にコストを抑えるというプレッシャーへ対処に役立つ可能性があります。ケアのばらつきは、効率の悪さ、有害事象、入院の長期化、死亡率の増加につながるおそれがあります。すなわち、医療の質に関する指標すべてに影響するということです。
病院および大規模医療法人では、エビデンスに基づいた信頼性の高い意思決定支援リソースにより、入手可能な最良のエビデンスに沿った臨床意思決定を保証し、ケアの新たなアプローチの導入を促し、ケアに関する判断を医療チーム全体で統一することで、ケアのばらつきの抑制に役立つ可能性があります。こうした臨床意思決定支援リソースの中でも、入院期間、診断ミス、不要な検査や紹介を減らしながら、患者アウトカムを改善する効果があるとされているのはUpToDateのみです。UpToDateのトピックは、1日160万回以上の閲覧回数を誇っています。190カ国以上で、医師をはじめとする200万人以上の医療従事者がUpToDateを日々の診療の中で使用しています。米国では教育病院の9割、病院および大規模医療法人の3分の2がUpToDateを使用しています。
アウトカムの向上
UpToDateは、患者アウトカムの向上に結びつく唯一の臨床意思決定支援リソースです。
UpToDateを使用した医師が患者の治療に関する判断を変える割合は37%
UpToDateの使用が意思決定の変更につながり、患者ケアに直接影響を与えていることが、複数の査読付き研究で実証されています。
生涯教育(CME/CE/CPD)単位の取得
医療従事者は、UpToDateで臨床上の疑問を調べるのに費やした時間を、継続的専門能力開発(CPD)の要件を満たすために使用できます。追加の費用や試験の必要はありません。
診断ミスが91%低下
その結果、UpToDateを使用している医師が診察した患者での誤診率は2%であったのに対し、
UpToDateを使用していない医師が診察した患者での誤診率は24%でした。
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倉敷中央病院が提供する世界レベルの医療をUpToDateが支援
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米国カリフォルニア州のウッドランドヘルスケア財団が、UpToDateの使用により患者の安全性、医療の質向上、コスト削減で高評価を獲得