ウォルターズ・クルワー・ヘルスは、中国の武漢市で発生しその他の国々でも感染が確認された新型コロナウイルスの流行を受け、臨床意思決定支援リソース「UpToDate®」および医学研究プラットフォーム「Ovid®」上で、コロナウイルス関連リソースを無料で公開したことを発表しました。全てのリソースには、こちらのページからアクセス可能です。
UpToDate
- 最前線で患者に対応し、最新のエビデンスに基づく臨床意思決定支援を求めている臨床医師のために、UpToDateに掲載されているコロナウイルスに関するトピックを、英語および中国語で無料公開しています。
- また、国立感染症研究所、日本感染症学会、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)、世界保健機関(WHO)をはじめとする世界および各国の公衆衛生機関が発表した新しいコロナウイルス関連ガイドラインのリストを公開しています。
Ovid
- Ovidの医学研究プラットフォームを利用する科学者、疫学者、臨床研究者に対する支援を目的として、ウォルターズ・クルワーは新型コロナウイルスに特化した二種のExpert Searchを開発しました。先進の検索機能により、MEDLINEおよびJournals@Ovid上の膨大な研究結果の中から最新かつ最も関連性の高いコンテンツを選択し、簡単にアクセスすることができます。
- Ovidの検索ウィジェットは、特に新型コロナウイルスの研究促進を目指して開発されたもので、学術機関や研究機関が運営するWebサイトに素早くインストールすることができます。
ウォルターズ・クルワー・ヘルスCEOのDiana Noleは、次のように述べています。「多くの人々に影響を与えているコロナウイルスに世界中が一丸となって対応する中、当社は現在入手可能な最良のエビデンスと知識を世界中の臨床医や研究者に提供し、最終的には患者の利益となるよう専心しています。ウイルスに関する重要な情報へいつでもアクセスできることは、世界の保健医療活動にとって不可欠です。」